以下のような方にオススメの記事です。
- IF関数を使いこなせるようになりたい
- 複数条件で条件分岐をIF関数だけで行いたい
条件分岐が1つだけならIF関数を単体で利用すれば良いです。
しかし、条件が複数であれば、IF関数を組み合わせる必要があります。
今回のクエストはこちら

IF関数の利用方法に不安がある方はこちらの記事をご確認ください。
複数の条件でIF関数を活用しよう
例 合計点が800点以上なら「A」、700点以上800点未満なら「B」、600点以上700点未満なら「C」、それ以下なら「圏外」となるようにIF関数を設定する
先に回答を見ると、以下の図のような状態になります。

IF関数の引数にIF関数やAND関数が含まれる非常に複雑なものです。
図解を利用して、しっかりと理解して活用できるようになりましょう。
まず先にAND関数とは、かつ条件を設定する関数です。
AND( 条件1 , 条件2 , … )
機能:「条件1かつ条件2かつ…」という条件。全てを同時に満たさないと真にならない
※同様の利用方法でOR関数があります。これは「または条件」です。
今回の関数は複数のIF関数とAND関数を組み合わせたものです。
IF(点>=800,”A”,IF(AND(800>点,点>=700),”B”,IF(AND(700>点,点>=600),”C”,”圏外”)))
- 800以上が真ならば「A」、偽なら次の条件へ
- 700以上かつ800未満が真ならば「B」、偽なら次の条件へ
- 600以上かつ700未満が真ならば「C」、偽なら「圏外」

最初の条件から1つずつ「真の場合」「偽の場合」を丁寧に考えながら立式すれば、混乱しにくいです。
もし混乱した場合は、IF関数の基本に立ち返りながら、条件を図解してみると情報が整理されるのでオススメです。
今回のクエストを終えて
IF関数の応用を習得!
IF関数は基本的なものでありながら、応用の幅が広いです。
これを自在に操れるようになれば、複雑な条件でも好きなように設定できるようになります。





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