エクセル関数でエラー一覧で原因を特定・解決策を紹介

Level3 関数

以下のような方にオススメの記事です。

  • どのような時にエラーが起きるか知りたい
  • エラーが起きて困ったから原因を特定したい

関数でのエラーの種類を把握しておくと、エラー表示を見ただけで原因を特定しやすくなります。

エラーが起きた時のために、エラーの種類を把握しましょう。

今回のクエストはこちら。

エラーの種類

#DIV/0

エラー「#DIV/0」は、0で割り算をしているときに発生します。

例えば、「=30÷0」をしたセルで「#DIV/0」が表示されます。

エラーの代表的な解決手順は以下の通りです。

  1. 割る数が「0」であることは正しいか確認
  2. IFERROR関数でエラー時の表示を訂正

#N/A

エラー「#N/A」は、データ検索ができなかったときに発生します。

例えば、VLOOKUP関数を利用した際に、検索値と検索範囲の左端のデータ型が一致しないときに「#N/A」が表示されます。

エラーの代表的な解決手順は以下の通りです。

  1. 検索値が検索範囲にそもそもあるか確認
  2. 検索値と検索範囲のデータ型が一致しているか確認
  3. IFERROR関数でエラー時の表示を訂正

#REF!

エラー「#REF!」は、参照しているセルが削除されたときに発生します。

例えば、「=A1+B1」が正しく機能しているのに、列Bを削除してしまうと「#REF!」が表示されます。

エラーの代表的な解決手順は「もう一度関数を設定する」です。

#NAME?

ラー「#NAME?」は、関数名を間違えているときに発生します。

例えば、SUM関数を利用しようとしているのに、「=SAM (A1:A50)」と入力してしまうと「#NAME?」が表示されます。

エラーの解決手段は「関数名を正しいものに修正」です。

#VALUE!

エラー「#VALUE!」は、引数のデータ型が不適切な場合に発生します。

例えば、足し算をしようとしているのに引数に文字列がある場合、「=1+2+3+”A”」は「#VALUE!」が表示されます。

エラーの代表的な解決手段は以下の通りです。

  • 引数のデータ型が関数の形に適切か確認
  • 引数のデータ型をTEXT関数などで変更
  • IFERROR関数でエラー表示を修正

#NUM!

エラー「#NUM!」は、計算結果が無効な数字または引数が不適切な場合に発生します。

エラーの解決手段は「引数を見直し、関数を設定し直す」です。

#NULL!

エラー「#NULL!」は、引数で演算子が不適切な場合に発生します。

例えば、「=SUM(A1 A50)」など範囲選択に「:(コロン)」を入力し忘れている場合に「#NULL」が表示されます。

エラーの解決手段は「引数を見直す」です。

####

「####」はエラーではありません。セルの幅に対して文字数が多くて表示できていないだけです。

なので解決策はセルの幅を広くしましょう。

今回のクエストを終えて

エラーの種類を習得!

関数を利用するようになると、エラーはどうしても発生してしまいます。

そのときに焦らずエラー種類から状況を判断して、適切な対応を取れるようになりましょう。

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