VLOOKUP関数のデータ未発見エラーを空白で表示しよう

Level3 関数

以下のような方にオススメな記事です。

  • VLOOKUP関数のあるシートをそのまま印刷したい
  • シートの見栄えを良くしたい

VLOOKUP関数を利用すると、参照元に検索データがなくエラーが発生しがちです。

当然、凡ミスによるエラーの可能性もあります。その際は、適切に数式等を修正しましょう。

しかし、避けられないエラーもあります。その場合は、エラー表示を空白にするなど設定しておくと、そのまま印刷してシートを利用できます。

今回のクエストはこちら。

VLOOKUP関数とIFERROR関数を組み合わせよう

VLOOKUP関数のエラー

VLOOKUP関数のエラーは大きく分けて2つあります。

  • 検索値を範囲の左端で発見できない
  • 範囲と列番号の関係が不適

VLOOKUP関数の基礎については、こちらの記事でご確認ください。

下の例は、「各商品の単価を別シートからVLOOKUP関数で抽出」しています。

しかし、単価のシートに「りんご」が存在しないせいでエラーが発生しています。

エラー表示を空白にしよう

上記のようなエラーの際、対処法は2つあります。

  • 「りんご」の単価を埋める必要があるなら、単価シートに「りんご」を追加
  • エラーのままで良く見栄えを良くしたければ、IFERROR関数で空白に変更

今回は、エラー箇所を全て空白にする方法を紹介します。

例 列Gの単価がエラーの際には全て空白に変換せよ

IFERROR関数の基礎についての記事はこちらです。

解答

列Gで数式が入力されている最上のセル(G3)を選択

セルG3の数式にIFERROR関数を追加する

具体的には、「IFERROR( 元のVLOOKUP関数 , “”)」を入力すれば良いです。

そして、IFERROR関数を追加したものをオートフィルで追加すれば、列全体がエラー時に空白を表示するようになります。

今回のクエストを終えて

VLOOKUP関数とIFERROR関数の組み合わせを習得!

VLOOKUP関数は様々な場面で活用できる反面、エラーが発生して当然の場面にも出会うでしょう。

そんな時にIFERROR関数を利用して、エラー時の表示を調整して、効率よくデータ抽出・表作成をしましょう。

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