以下のような方にオススメの記事です。
- 毎日、日付を自動更新で入力したい
- まさに今の時間まで表示したい
- 曜日を表示したい
高頻度で作成する表に、いちいち日付を入力し直すのは面倒です。
そこで関数を利用して、自動で日付を入力する仕組みを用意すると楽になります。
自動入力は日常業務の作業量を減らし、凡ミス防止につながります。
これに限らず、日付や時間に関する入力は自動入力にしておくと便利です。
今回のクエストはこちら

TODAY関数で日付を入力しよう
=TODAY()
機能:現在の日付を表示
引数はありません。
資料の作成日などを自動で入力するシステムなどに利用可能です。
「2025年10月20日」など日付の表示形式はセルの書式設定や関数を利用することで変更できます。
また、応用として「=TODAY() +1」とすると、翌日の日付を表示できます。
2025年10月20日に「=TODAY()+1」とした場合、「2025年10月21日」を表示できます。
NOW関数で日付+時間を入力しよう
=NOW()
機能:現在の日付・時刻を表示
引数はありません。
データの最終更新時刻などを入力するシステムなどに利用可能です。
また、「=NOW()−1」は前日の同時刻を、「=NOW()+0.5」は12時間後を表示します。
WEEKDAY関数で曜日を入力しよう
=WEEKDAY( 日付のシリアル値 , 基準 )
機能:日付のシリアル値から基準に沿って曜日を値で表示する
基準とは
基準については以下の表をご確認ください。
基準は省略可能であり、省略した場合は「基準:1」と同等です。

曜日を数値で表示されても困る方もいらっしゃるでしょう。
「○曜」と表示したい場合は2つの方法があります。
- VLOOKUP関数(オススメ)
- 書式設定のユーザー定義を利用する
覚えることは最小限にしたいのでVLOOKUP関数の利用をオススメします。

上図のようにVLOOKUP関数を活用すると「曜日」で表示できます。
VLOOKUP関数を学習していないと、理解するのは難しいのでこちらの記事をご確認ください。
シリアル値とは
シリアル値とは日付に対して与えられた値のことです。
1900年1月1日をシリアル値「1」とし、日数が増えるごとに1ずつ増えていきます。
シリアル値を覚える必要はありません。WEEKDAY関数に入力する際には以下のようにしましょう。
- TODAY関数を引数に利用する
- DATE関数を引数に利用する
DATE関数は日付をシリアル値に変換するもので、「=DATE( 年 , 月 , 日 )」というものです。
例えば、2025年10月1日をシリアル値に変換するには、「=DATE(2025 , 10 , 1 )」とすると良いです。
※引数に直接「2025/10/5」などを入れても利用できるが、稀にズレることがあるので仕組み化する際にはオススメしません。
今回のクエストを終えて
日付・時刻・曜日の関数を習得!
日付などを自動で入力できるシステム作成は日常業務の単純化・凡ミスの防止に役立ちます。






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