今回は「手作業で行う並べ替え」についてです。
見やすい表作成において並べ替えは必要なものです。
学べる内容は以下の2つです。
- 基本的な並べ替え
- キーが2つの並べ替え
VBAで行う並べ替えについては別の記事で紹介予定です。
基本的な並べ替え
基本的な並べ替えとは
まずは基本的な並べ替えについてです。
基本的な並べ替えとは、「並べ替えのキーが1つのもの」を意味します。
例えば、下図のようにデータが羅列した表を日付順にしたい場合は「日付をキーにして並べ替え」をしていると言えます。

並べ替えの方法
並べ替えの手順は以下の通りです。
- 並べ替えをしたい範囲全てを選択
- タブ「データ」並べ替えをクリック
- 優先させれるキーを選択(どの列を基準に並べるか)
- 並べ替えのキーを選択(値・色・フォントなど)
- 昇順か降順か(小さい順か大きい順か)
以下のような例で考えてみましょう。
例:テストの成績一覧を「合計点数順」にしたい

- 列Bから列Iを選択(列Aの連番は並べ替えで動かしたくない為)
- タブ「データ」並べ替えをクリック
- 最優先されるキー「合計」
- 並べ替えのキー「セルの値」
- 順序「大きい順(降順)」
以上のようにすれば、連番を保ったまま合計点順に並べることができます。
キーが2つの並べ替え
次にキーが2つある並べ替えについてです。
基本的な並べ替えとは大きく変わりません。
先ほどと同様に、範囲指定等した後、「レベルの追加」をクリックすると、「次に優先されるキー」という項目が表示されます。
「次に優先されるキー」にも順序等を設定すれば、希望通りの並べ替えが可能になります。

上図を例に見ていきましょう。
「合計を最優先されるキー」「次に優先されるキーを英語」として大きい順(降順)で並べ替えると以下のようになります。
- まず「合計」が大きい順に並ぶ
- 上記の並びを崩さないまま、「英語」が大きい順に並ぶ
- 分かりやすい箇所は、「合計」が一致している場合であり、その場合には「英語」が大きい方が上に表示される
まとめ
以上、手作業で行う並べ替えでした。
ここまで説明した手作業でも十分な能力になります。
もし更に楽をしたい方はVBAで並べ替えを行う方法についても紹介する予定ですのでお待ちください。
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