一般的な非表示方法
一般的な非表示の方法は「行列を選択の上、右クリックで非表示」です。
この方法は一般的であり、エクセルを触れたことがない方であっても、手探りでエクセルを触っていると発見できるはずです。

しかし、これは間違った方法ではないですが、非表示した後の作業が不便になります。
具体的にどのような不便があるかというと
- どこが非表示なのか瞬時に分からない
- 非表示・再表示を繰り返す都度、毎回選択しないといけない
そこで、次の方法で非表示にすることをオススメします。
グループ化してから非表示
私がオススメする非表示の方法は「グループ化してから非表示」です。
「グループ化してから非表示」にする方法
方法はシンプルです。
- 非表示にしたい行列をまとめて選択
- タブ「データ」の「グループ化」をクリック

反対に、グループ化を解除したい場合は、上図の「グループ解除」をクリックすれば元通りです。
オススメする理由
なぜこの方法をオススメするのか
- 非表示と再表示がボタン1つで完結
- 誰が見ても非表示の箇所が瞬時に分かる
非表示の行列であっても、メンテナンスをすることは少なくありません。
メンテナンスするたびに「毎回メンテナンス箇所を選択して再表示、メンテナンス後に隠したい箇所を選択して非表示」という作業を繰り返すのは非常に面倒です。
そこで、メンテナンス箇所が決まっているのなら、あらかじめグループ化していれば、再表示・非表示がボタン1つで完結させれば時短になります。
また、業務でエクセルを利用するのは、作成者1人だけではありません。つまり、作成したエクセルは他の人も利用します。
他者がメンテナンスする必要に迫られた際、非表示箇所に気付けないと、メンテナンスに余計な時間がかかってしまいます。
そこで、非表示箇所が瞬時に分かるようになっていれば、すぐにエクセルの仕掛けに気付くきっかけになります。
以上2つの理由より、行列の非表示にはグループ化をオススメします。
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