- コピペをしたら数式を消してしまった
- オートフィルタをかけた状態のコピペで表が崩れてしまった
このような悩みは、ペーストの種類を理解すれば解決します。
適切にペーストを選択できるようになると、作業効率が格段にアップします。
5つだけで十分ので使いこなせるようになりましょう。
それ以外は必要になった時に学ぶという気持ちでいいです。
今回のクエストはこちら。

ペーストの種類
ペーストにはいくつも種類があります。
余計な知識を覚えるのに時間を使わないで欲しいので、実際に私が利用していたもの5つのみ紹介します。
貼り付け
「貼り付け」は、関数や書式全てを含めたセルの内容を貼り付けします。
コピー元をそのまま移動させているだけのイメージです。
実際に「貼り付け」をしているのがこちらの動画です。
このように関数・書式(塗りつぶし・罫線)をそのままにペーストできます。
値で貼り付け
「値で貼り付け」は、関数の計算結果のみを貼り付けします。
これを乱用すると、「用意された数式を壊してしまった」という事故が起こるため注意が必要です。
「値で貼り付け」は以下のような場合に活用されます。
- 数式を削除した発信用ブックを作成
- 数式で抽出したデータをデータ分析用シートへ転記
要するに、数式を削除したい時に利用されます。
このように、関数・書式(塗りつぶし・罫線)を無視して、セルの値のみがペーストされます。
行列入れ替え
「行列入れ替え」は、表の行と列を入れ替えた状態で貼り付けます。
利用頻度は少ないが、関数によっては元データの行列を入れ替えたい場合があるので便利です。
このように、関数・書式(塗りつぶし・罫線)をそのままに行と列を入れ替えてペーストされます。
図として貼り付け
「図として貼り付け」は、コピー元を図形に変換して貼り付けます。
図にするメリットは、行列の幅に関係なくサイズを調整できることです。
このようにコピー元を図へと変換してペーストされます。
リンクされた図
「リンクされた図」は、上記の「図として貼り付け」と概ね同じです。
異なるポイントは、コピー元を修正した際に、図形も同様に修正がされる点です。
「図として貼り付け」であれば、コピー元の変更は図形に一切反映されません。
このようにコピー元を図へ変換してペーストし、コピー元のデータを変換すると同時に反映されます。
今回のクエストを終えて
ペーストの使い分けを習得!
ペーストと言っても、様々な種類があります。
理想としては全てを使いこなすべきでしょうが、実際に利用するものは限られています。
まずは今回紹介した5つを活用してみて、必要があれば他のものを追加しましょう。




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