Excelで貼り付ける方法は?値・行列入れ替え・図の使い分けを解説

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勇者たんたん
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表をコピーしたら、数式や色まで貼り付けられてしまいました。文字や数字だけを貼り付けることはできますか?

Excelでは、通常の貼り付けだけでなく、値だけを貼り付けたり、行と列を入れ替えたりできます。

表を図として利用することもできるため、コピーした内容と利用目的に合わせて貼り付け方法を選びましょう。

Ctrl+Vによる通常の貼り付けでは、文字や数字だけでなく、数式、罫線、塗りつぶし、表示形式なども一緒に貼り付けられます。

そのため、貼り付け先の書式が変わったり、残したい数式を上書きしたりすることがあります。

貼り付ける前に、何を残したいのかを確認してください。
貼り付け方法は、コピー元ではなく、貼り付け後に何を残したいかで選びます。

クエスト1「Excel初心者が最初に覚えるショートカット14選|実務で使うキーだけを厳選」では、Ctrl+Cでコピーし、Ctrl+Vで貼り付ける方法を確認しました。

クエスト2では、貼り付ける内容や形を選び、必要な情報だけを目的に合った状態で再利用します。

この記事では、実務で使用しやすい貼り付け方法を5種類に絞って解説します。

それぞれの違い、操作手順、利用場面を確認し、目的に合った方法を選べるようになりましょう。

今回のゴール

コピーした内容と利用目的に合わせて、通常の貼り付け、値の貼り付け、行と列の入れ替え、図として貼り付け、リンクされた図を使い分けましょう。

解説を確認しながら、実際のExcelで5種類を1回ずつ再現できればクエスト2はクリアです。

今回覚える5種類の貼り付け方法
  1. 通常の貼り付け
    値、数式、書式などをまとめて貼り付ける
  2. 値の貼り付け
    文字、数字、数式の計算結果を貼り付ける
  3. 行と列の入れ替え
    表の縦と横を入れ替えて貼り付ける
  4. 図として貼り付け
    表を固定された図へ変換して貼り付ける
  5. リンクされた図
    元データの変更が反映される図として貼り付ける

Excelの貼り付け方法を使い分ける理由

Level1「Excelのセルに入力する方法は?選択・確定・コピペを練習問題で解説」では、1つまたは複数のセルをコピーし、別のセルへ貼り付ける基本操作を学びました。

この方法で使用したのが、文字、数字、数式、書式などをまとめて貼り付ける「通常の貼り付け」です。(Ctrl+C→Ctrl+Vと同じ)

通常の貼り付けは、コピー元と同じ内容や見た目を再現したい場合に便利です。

一方で、文字や数字だけを利用したい場合まで通常の貼り付けを使うと、不要な数式や書式も貼り付けられてしまいます。

Level1とLevel2の違い

Level1
→ 選択したセルをコピーして、別のセルへ貼り付ける

Level2
→ 貼り付け後に残したい内容や形に合わせて、貼り付け方法を選ぶ

Excelのセルには、画面に表示されている文字や数字以外にも、数式や書式などの情報が含まれています。

貼り付け後に残したい内容で方法を選ぶ

貼り付け方法は、コピー元に何が含まれているかだけでなく、貼り付け後に何を残したいかで選びます。

目的に合った貼り付け方法

コピー元と同じ内容や見た目を再現したい
→ 通常の貼り付け

文字、数字、数式の計算結果だけを残したい
→ 値の貼り付け

表の縦と横を入れ替えたい
→ 行と列の入れ替え

元データと連動しない図として配置したい
→ 図として貼り付け

元データの変更が反映される図として配置したい
→ リンクされた図

Level1では、貼り付け先のセルを右クリックし、「貼り付け」を選択しました。

Level2では、同じ右クリックメニューに表示される「貼り付けのオプション」から、目的に合った方法を選択します。

アイコンへマウスポインターを合わせて機能名を確認する

貼り付けのオプションは、主にアイコンで表示されます。

使用するアイコンが分からない場合は、マウスポインターを合わせ、表示された機能名を確認してください。

貼り付け先にあるデータは上書きされる

貼り付け先に文字、数字、数式などが入力されている場合は、選択した貼り付け方法に応じて内容が上書きされます。

貼り付ける前に、残す必要があるデータがないか確認してください。

貼り付けが完了したら、文字や数字だけでなく、数式、書式、表の向き、図の状態も確認してください。

目的と異なる結果になった場合は、Ctrl+Zで貼り付け前の状態へ戻し、別の貼り付け方法を選び直します。

貼り付けは他にも種類がありますが、実務で利用しやすい今回の5種類を目的に合わせて選べれば十分です。

最初に、Level1でも使用した通常の貼り付けで、どの内容が貼り付けられるのかを詳しく確認します。

通常の貼り付けで値・数式・書式をコピーする

通常の貼り付けでは、コピー元の文字、数字、数式、書式などをまとめて貼り付けます。

コピー元と同じ内容や見た目を、別の場所へ再現したい場合に使用してください。

通常の貼り付けを使用する場面

通常の貼り付けは、コピー元と同じ構成の表やセルを作成したい場合に使用します。

文字や数字だけでなく、計算に使用する数式や表の見た目も再利用できるため、同じ形式の表を作り直す手間を減らせます。

通常の貼り付けを使用する場面
  • 同じ形式の表を別の場所へ作成する
  • 数式を含むセルを再利用する
  • 罫線や塗りつぶしを含めてコピーする
  • 表示形式を含むセルをコピーする
  • 見出しや入力欄のひな型を複製する

コピー元のセル範囲を選択してCtrl+Cを押し、貼り付け先のセルを選択してCtrl+Vを押します。

セルの選択、コピー、貼り付けの基本操作を確認したい方は、「Excelのセルに入力する方法は?選択・確定・コピペを練習問題で解説」をご覧ください。

通常の貼り付けで、数式と書式がまとめて貼り付けられる流れを確認しましょう。

Excelの通常の貼り付けで数式・罫線・塗りつぶしをまとめてコピーする操作

通常の貼り付けで引き継がれる内容

通常の貼り付けを使用すると、セルに表示されている文字や数字だけでなく、数式や書式も貼り付けられます。

貼り付け後は、必要な内容がすべて引き継がれているか確認してください。

通常の貼り付けで貼り付けられる主な内容
  • 文字や数字
  • 数式
  • フォントや文字色
  • セルの塗りつぶし
  • 罫線
  • 配置
  • 表示形式

数式を通常の貼り付けで別の位置へコピーすると、貼り付け先に合わせて数式内のセル番地が変わる場合があります。

セルC2に次の数式
=A2+B2

1行下のC3へ通常の貼り付けでコピーすると
=A3+B3

数式が貼り付け先の行へ合わせて変わるため、同じ計算を別の行でも使用できます。

数式のセル番地が変わるのはExcelの基本動作

数式を別の位置へコピーすると、貼り付け先との位置関係に合わせてセル番地が変わります。

これは数式のコピーを効率化するための基本動作であり、貼り付けの失敗ではありません。

数式をコピーしてもセル番地を変えたくない場合は、「$」を使って参照先を固定します。

参照先の固定は、次のクエスト3「Excelのオートフィルとは?連番・日付・数式を自動入力する方法」で詳しく確認します。

通常の貼り付け後に確認すること
  • 必要な文字や数字が貼り付けられている
  • 数式の参照先が目的どおりになっている
  • 罫線や塗りつぶしが意図した状態になっている
  • 表示形式が目的に合っている
  • 貼り付け先の必要なデータが消えていない

数式や書式を貼り付けず、表示されている文字や数字、計算結果だけを利用したい場合は、次の値の貼り付けを使用してください。

値の貼り付けで表示結果だけを残す

値の貼り付けでは、コピー元に表示されている文字、数字、数式の計算結果だけを貼り付けます。

数式、罫線、文字色、塗りつぶしなどは貼り付けないため、貼り付け先の書式を残したまま、必要な値だけを利用できます。

通常の貼り付けと値の貼り付けの違い

通常の貼り付け
→ 値、数式、書式などをまとめて貼り付ける

値の貼り付け
→ 文字、数字、数式の計算結果だけを貼り付ける

コピー元の数式や書式が不要な場合は、通常の貼り付けではなく、値の貼り付けを使用してください。

セルC2に次の数式が入力されている
=A2+B2 (表示される計算結果:300)

→値の貼り付けで貼り付けられるのは数式ではなく「300」

値の貼り付けを使用する場面

値の貼り付けは、数式を残さず、現在表示されている結果だけを固定したい場合に使用します。

貼り付け先の罫線や色などを変更せず、文字や数字だけを上書きしたい場合にも利用できます。

値の貼り付けを使用する場面
  • 数式の計算結果だけを提出用の表へ移す
  • 数式を削除し、現在の結果を固定する
  • 貼り付け先の罫線や色を残す
  • 数式の参照先が変わることを防ぐ

計算に使用した元データや数式を相手へ渡す必要がない場合は、値の貼り付けを使用すると、表示結果だけを共有できます。

値の貼り付けを使用する手順

値の貼り付けは、貼り付け先の右クリックメニューから選択します。

値の貼り付けを使用する手順
  1. コピーするセルまたはセル範囲を選択する
  2. Ctrl+Cを押す
  3. 貼り付け先のセルを右クリックする
  4. 「貼り付けのオプション」を確認する
  5. 「値」を選択する
  6. 文字、数字、計算結果だけが貼り付けられたことを確認する

「値」のアイコンが分からない場合は、アイコンへマウスポインターを合わせ、機能名を確認してください。

数式バーに「=」から始まる数式ではなく、文字や数字だけが表示されていれば、値の貼り付けは完了です。

数式の計算結果だけを値として貼り付ける流れを確認しましょう。

Excelで数式の計算結果だけを値として貼り付ける操作

貼り付け先の数式を上書きしないように注意する

値の貼り付けでは、貼り付け先に数式が入力されている場合も、その数式が文字や数字で上書きされます。

値の貼り付けは「数式を守る方法」ではなく、「数式を貼り付けずに結果だけを貼り付ける方法」です。

貼り付け先に必要な数式がないか確認する

値の貼り付けをすると、貼り付け先に入力されていた数式は残りません。

貼り付ける前に、上書きしてよいセルか確認してください。

値の貼り付けをしても、コピー元のセルに入力されている数式は変更されません。

コピー元には数式が残り、貼り付け先には計算結果だけが貼り付けられます。

数式や書式を残さず、現在表示されている文字、数字、計算結果だけを利用したい場合は、値の貼り付けを使用します。

行と列を入れ替えて貼り付ける

行と列の入れ替えを使用すると、横方向に並んでいる表を縦方向へ、縦方向に並んでいる表を横方向へ変更できます。

表の内容を1つずつ入力し直さず、コピーした範囲の向きだけを変えて貼り付けたい場合に使用してください。

たとえば、項目名が横方向に並んでいる表を、縦方向の一覧へ変更したい場合があります。

このような場合は、表をコピーしてから「行と列の入れ替え」を選択すると、縦横を入れ替えた表を作成できます。

行と列を入れ替える前後

入れ替える前
→ 1行目に複数の項目が横方向へ並ぶ

入れ替えた後
→ 1列目に複数の項目が縦方向へ並ぶ

行と列の入れ替えを使用する場面

行と列の入れ替えは、表の内容はそのまま使用し、項目の並ぶ方向だけを変更したい場合に向いています。

行と列の入れ替えを使用する例
  • 横に長い表を縦方向へ並べ直す
  • 縦に並んだ項目を横方向の見出しにする
  • 資料の空いている場所に合わせて表の向きを変える
  • 同じ内容を別のレイアウトで利用する

行と列を入れ替える手順

最初に、縦横を入れ替える表全体をコピーします。

貼り付け先のセルを右クリックし、「貼り付けのオプション」から「行と列の入れ替え」を選択してください。

行と列を入れ替えて貼り付ける手順
  1. 行と列を入れ替えるセル範囲を選択する
  2. Ctrl+Cを押す
  3. 貼り付け先の左上にするセルを右クリックする
  4. 「貼り付けのオプション」を確認する
  5. 「行と列の入れ替え」を選択する
  6. 表の縦と横が入れ替わったことを確認する

横に長い表を入れ替えると、貼り付け後は縦に長い表になります。

貼り付け先にほかのデータがあると上書きされる可能性があるため、十分な空き範囲を確認してから貼り付けてください。

コピー元と重ならない場所へ貼り付ける

行と列を入れ替える場合は、コピー元の表と重ならない空いている場所へ貼り付けてください。

貼り付け後の表が入る範囲に必要なデータがないことも確認します。

「行と列の入れ替え」のアイコンが分からない場合は、貼り付けのオプションへマウスポインターを合わせ、機能名を確認してください。

横方向に並んだ表を、縦方向へ入れ替えて貼り付ける流れを確認しましょう。

Excelで表の行と列を入れ替えて貼り付ける操作

行と列を入れ替えた後の状態を確認する

貼り付け後は、項目名とデータの対応関係が崩れていないか確認します。

表の向きだけでなく、数式、罫線、塗りつぶし、表示形式も意図した状態になっているか確認してください。

行と列を入れ替えた後に確認すること
  • 表の縦と横が入れ替わっている
  • 項目名とデータの組み合わせが正しい
  • 必要なセルがすべて貼り付けられている
  • 貼り付け先の必要なデータが消えていない
  • 罫線や塗りつぶしが意図した状態になっている
  • 数式の計算結果に問題がない

数式を含む表を行と列の入れ替えで貼り付けると、貼り付け後の配置に合わせて数式の参照先が変わる場合があります。

貼り付け後は、数式が参照しているセルと計算結果を確認してください。

見た目だけでなく数式バーも確認する

数式が入力されたセルを選択し、数式バーで参照先を確認してください。

計算結果が表示されていても、参照するセルが目的と異なる場合があります。

コピー範囲に結合セルが含まれている場合は、行と列の入れ替えが実行できなかったり、貼り付け後の配置が崩れたりする場合があります。

最初は、セルを結合していない単純な表で操作してください。

セル結合を避ける理由や代替方法は、「Excelでセル結合を使わないほうがよい理由は?代替方法と解除手順を解説」で確認できます。

行と列の入れ替えは、コピー元の表を変更する操作ではありません。

コピー元の表はそのまま残り、貼り付け先へ縦横を入れ替えた表が作成されます。

表を図として貼り付ける

図として貼り付けると、コピーしたセル範囲を1枚の画像のように配置できます。

セルの幅や高さに影響されず、表の大きさや位置を自由に変更したい場合に使用してください。

セルと図の違い

セルとして貼り付ける
→ 文字、数字、数式などをセル内で編集できる

図として貼り付ける
→ セルの内容を直接編集できないが、配置や大きさを自由に変更できる

貼り付け後も表の文字や数字を修正する必要がある場合は、セルのまま貼り付けてください。

表の内容を確定し、資料内の好きな位置へ配置したい場合は、図として貼り付ける方法が適しています。

図として貼り付ける場面

図として貼り付ける方法は、表の構造を変更せず、見た目を保ったまま別の場所へ配置したい場合に役立ちます。

図として貼り付ける場面
  • 表を資料の好きな位置へ配置する
  • セルの幅や高さに影響されず表を置く
  • 表の大きさをドラッグして調整する
  • 完成した表を画像として共有する
  • セル結合を使わずに表を配置する

図として貼り付ける手順

図にするセル範囲をコピーし、貼り付け先の右クリックメニューから図として貼り付けます。

表を図として貼り付ける手順
  1. 図にするセル範囲を選択する
  2. Ctrl+Cを押す
  3. 図を配置する場所を右クリックする
  4. 「貼り付けのオプション」を確認する
  5. 「図」を選択する
  6. 表が1枚の図として貼り付けられたことを確認する

図はセル内へ入力されるのではなく、ワークシート上へ配置されます。

貼り付け先のセルは、図を配置する位置の目安として使用されます。

セル範囲を1枚の図として貼り付け、位置と大きさを変更する流れを確認しましょう。

貼り付け後は、図をドラッグして好きな位置へ移動できます。

貼り付けた図をクリックすると、図の周囲にサイズ変更用のハンドルが表示されます。

四隅のハンドルをドラッグすると、縦横の比率を保ちながら大きさを変更できます。

図の内側へマウスポインターを合わせてドラッグすると、図を移動できます。

セルの位置に固定されないため、資料の空いている場所に合わせて配置してください。

図を小さくしすぎない

図を大きく縮小すると、文字や数字が読みにくくなる場合があります。

大きさを変更した後は、表の文字、数字、罫線を確認してください。

通常の「図として貼り付け」では、貼り付け後にコピー元の文字や数字を変更しても、図の内容は更新されません。

変更後の内容を図へ反映するには、図を作り直す必要があります。

元データの変更を図へ自動的に反映したい場合は、次のリンクされた図を使用してください。

リンクされた図で元データの変更を反映する

リンクされた図は、コピー元のセル範囲と連動する図です。

通常の図と同じように位置や大きさを変更できる一方で、コピー元の文字、数字、書式を変更すると、貼り付けた図にも変更内容が反映されます。

通常の図とリンクされた図の違い

通常の図
→ 貼り付けた時点の見た目が固定される

リンクされた図
→ コピー元の変更が貼り付けた図にも反映される

完成後に内容を変更しない表は通常の図、元データを修正する可能性がある表はリンクされた図が向いています。

リンクされた図を使用する場面

リンクされた図は、元データを1か所で管理しながら、同じ内容を別の場所へ見やすく表示したい場合に使用します。

リンクされた図を使用する場面
  • 別のシートへ表の内容を表示する
  • 集計表の一部を報告用シートへ配置する
  • 元データを修正した結果を図へ反映する
  • セルの幅や高さに影響されず表を配置する
  • 同じ表を複数の場所へ表示する

リンクされた図を貼り付ける

リンクされた図にするセル範囲をコピーし、貼り付け先の右クリックメニューから「リンクされた図」を選択します。

リンクされた図を貼り付ける手順
  1. リンクされた図にするセル範囲を選択する
  2. Ctrl+Cを押す
  3. 図を配置する場所を右クリックする
  4. 「貼り付けのオプション」を確認する
  5. 「リンクされた図」を選択する
  6. コピーした表が図として表示されたことを確認する

貼り付けたリンクされた図は、通常の図と同じようにドラッグして移動できます。

図の四隅にあるハンドルをドラッグすると、縦横の比率を保ちながら大きさを変更できます。

図を縮小しすぎると文字や数字を読みにくくなるため、配置後に内容を確認してください。

リンクされた図を貼り付け、コピー元の変更が図へ反映される流れを確認しましょう。

Excelでリンクされた図を貼り付けて元データの変更を反映する操作

リンクされた図を貼り付けた後は、コピー元のセルへ戻り、文字や数字を変更してみましょう。

貼り付けた図にも変更内容が反映されれば、コピー元とのリンクが正しく設定されています。

リンクされた図へ反映される主な変更
  • 文字や数字の変更
  • 数式の計算結果
  • フォントや文字色
  • セルの塗りつぶし
  • 罫線
  • 表示形式

セルの値だけでなく、罫線や色などの見た目を変更した場合も、リンクされた図へ反映されます。

コピー元を変更した直後は、リンクされた図の表示が更新されるまで少し時間がかかる場合があります。

変更が見えない場合は、入力を確定し、リンクされた図があるシートをもう一度確認してください。

表示する範囲を広げる場合は作り直す

リンクされた図へ表示するセル範囲を変更する場合は、必要なセル範囲を選び直し、リンクされた図を作り直す方法が確実です。

リンクされた図はコピー元のセル範囲を参照しています。

コピー元のシートを削除したり、参照元の構成を大きく変更したりすると、図が正しく表示されなくなる場合があります。

コピー元の表を削除しない

リンクされた図を使用している間は、コピー元の表やシートを残してください。

不要に見える元データでも、リンクされた図の表示に使用されている場合があります。

クエスト2のまとめ

Level2クエスト2では、コピーした内容や利用目的に合わせて、5種類の貼り付け方法を使い分けました。

貼り付け前に何を残したいか確認し、貼り付け後に数式、書式、表の向き、図の状態を確認してください。

クエスト2で覚えたこと

①セルとして編集するか

  • 通常の貼り付け:値・数式・書式などをまとめて再利用する
  • 値の貼り付け:文字・数字・計算結果だけを残す
  • 行と列の入れ替え:セルのまま表の縦横を交換する

②セルとして編集しないか

  • 図として貼り付け:完成した表の見た目を固定する
  • リンクされた図:コピー元の変更を図へ反映する

貼り付けオプションのアイコンを、何も見ずにすべて覚える必要はありません。

アイコンへマウスポインターを合わせて機能名を確認し、目的に合った方法を選べれば問題ありません。

解説や画像を確認しながら、次の操作をExcelで再現できればクエスト2はクリアです。

  • 通常の貼り付けで値・数式・書式をコピーする
  • 値の貼り付けで計算結果だけを残す
  • 表の行と列を入れ替えて貼り付ける
  • 表を固定された図として貼り付ける
  • 表をリンクされた図として貼り付ける
  • コピー元を変更し、リンクされた図へ反映されることを確認する
  • 目的に合った貼り付け方法を判断する
勇者たんたん
勇者たんたん

コピーした内容ではなく、貼り付けた後に何を残したいかで方法を選べばいいんですね!

クエスト3でオートフィルを使う

クエスト2では、コピーした内容を目的に合った形で貼り付ける方法を学びました。

同じ内容を別の場所へ再利用する場合はコピーと貼り付けが便利ですが、連番、日付、曜日、数式などを規則に沿って増やす場合は、オートフィルを使用します。

次のクエストでは、オートフィルを使って、同じ値、連番、日付、曜日、数式を自動入力します。

「&」による文字列の結合と、「$」による参照先の固定も確認しましょう。

Level2の学習順序を確認したい方は、Level2攻略フローをご覧ください。

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