オートフィルタによるデータ抽出をしよう

Level2 便利機能
  • 膨大なデータから特定の情報のみ抽出したい
  • 手作業でいいからデータ抽出をできるようにしたい

このような悩みはオートフィルタで解決できます。

オートフィルタを活用すると、指定した条件を満たすデータのみを表示できます。

これはデータ抽出の基本であり、データ分析・VBAでも必須スキルです。

今回のクエストはこちら

オートフィルタとは

オートフィルタでできること

オートフィルタを活用すると、指定した条件を満たすデータのみを表示できます。

▽マークをクリックし、その列に条件を設定すると利用できます。

例えば、以下の動画のようにすると、表で「北海道」のみを表示できます。

そして絞ったデータはタブ「データ」リボン「クリア」▽マークですべて選択すると元に戻ります。

オートフィルタの設定方法

オートフィルタの設定方法は以下の通りです。

行選択 → タブ「データ」リボン「フィルタ」

空白行があるとオートフィルタが正しく機能しないため注意しましょう

複雑な条件設定

  • かつ条件
  • 一部の文字列のみでの抽出

※または条件を抽出したい場合は、VBAを利用することをオススメします

かつ条件で抽出したい場合、オートフィルタの2箇所でデータ抽出すれば良いです。

例えば、下動画のように「北海道」かつ「鮭」のデータ抽出ができます。

一部の文字列のみで抽出したい場合、抽出方法は2パターンあります。

  • *(アスタリスク)を利用
  • 一部文字列だけで検索

*(アスタリスク)はワイルドカードと呼ばれ、任意の文字列(0文字以上)として扱えます。他にも「?」は任意の文字列(1文字)があります。

例えば、下動画のように「○○県」だけを抽出したい場合、「県」や「*県」でオートフィルタを活用しましょう。

オートフィルタの解除方法

オートフィルタの解除方法は以下の通りです。

設定方法も解除方法も同様です。

オートフィルタをかけている行を選択 → タブ「データ」リボン「フィルタ」

【実践しよう】オートフィルタの活用例

オートフィルタの活用例を見ながら、確認していきましょう。

例 オートフィルタを設定し、「○○県」かつ「うどん」を抽出せよ

解説

列B全体を選択した上で、タブ「データ」リボン「フィルタ」をクリック

列B「都道府県」の▽マークにて、「県」でデータを絞る

そのまま列D「商品」の▽マークにて「うどん」でデータを絞る

以上より、「〇〇県」かつ「うどん」が表示されます。

今回のクエストを終えて

オートフィルタを習得!

オートフィルタはデータ抽出の基本です。

これを習得すれば、手動でのデータ抽出だけでなく、VBAでの思考にも活かすことができます。

Level2もあと少しです。これからも頑張っていきましょう。

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