並べ替えてデータより見やすく調整しよう

Level2 便利機能
  • データがバラバラで見にくい
  • 2つの項目を基準として並べ替えをしたい

このような悩みは、並べ替えで解決できます。

並べ替えは、特定の項目を基準としてデータを並べ替える機能です。

これにより、表をより見やすく・より扱いやすく調整できるようになります。

今回のクエストはこちら

並べ替えに関する用語

まずは並べ替えに関する用語について理解しましょう。

  • ソート:データを特定の規則に基づいて並べ替えること(「並べ替え」と同義)
  • キー:並べ替えにおける基準。「どの列を、どんな順番で」という基準
  • レベル:キーの優先順位
  • 昇順:「小さい方から大きい方へ」の順番
  • 降順:「大きい方から小さい方へ」の順番

昇順・降順は数字の大小だけでなく、あいうえお順やアルファベット順にも対応しています。

並べ替えの処理や仕事上での指示を理解するには、この5つで十分です。

並べ替えの方法

並べ替えの方法は大きく2つあります。

  • タブ「データ」のリボン「並べ替え」
  • オートフィルタの並べ替え機能

今回はタブ「データ」のリボン「並べ替え」を紹介します。

なぜなら、これさえ理解していれば、VBAやオートフィルタの並べ替えを十分に理解できるからです。

オートフィルタについて知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

以下では、キーの個数に応じた並べ替えを解説します。

キーの個数に関係なく、基本的な処理は同じなのでご安心ください。

キーが1つの並べ替え

キーが1つの並べ替え処理は以下の通りです。

表を範囲選択 → タブ「データ」リボン「並べ替え」→ 最優先されるキーを決定

※表ラベルがある場合、ラベルも選択範囲に含みます。

例えば、下の動画はキーが1つの並べ替えをしています。

この並べ替えは、「都道府県をあいうえお順」へと変更しています。

※範囲選択はショートカットキー(Ctrl + A)を利用しています。

キーが2つの並べ替え

キーが2つの並べ替え処理は以下の通りです。

表を範囲選択 → タブ「データ」リボン「並べ替え」→ その次に優先されるキーまで決定

キーが複数の場合、レベルを追加する必要があります。

データを最優先されるキーで並べ、それを保ったまま次に優先されるキーで並べます。

言葉で説明しても分かりにくいので、具体例をご覧ください。

下の動画はキーを2つにして並べ替えをしたものです。

受注日順に並べ、その上で都道府県順に並べています。

つまり、受注日順に並んでいるが、受注日が同一の場合には都道府県をあいうえお順で並べています。

これが最優先のキー:受注日 その次のキー:都道府県」の並べ替えです。

※範囲選択はショートカットキー(Ctrl + A)を利用しています。

今回のクエストを終えて

並べ替えを習得!

これで表を見やすく作成するだけでなく、応用して順位づけなどもできるでしょう。

最終的にはVBAで並べ替えを処理できるようになることを目指して頑張りましょう。

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