- ショートカットキーが色々ありすぎて何を覚えたらいいか分からない
- 実践的なショートカットキーだけ覚えたい
- 作業の効率化をしたい
このような悩みは、この記事で解決できます。
今回のクエストはこちら!

私が実際に業務中に利用していたショートカットキーのみを紹介します。
暗記を最小限にしたい私が14個のショートカットキーを暗記して利用していたので、多くの方にとっても有効なものになるでしょう。
暗記するべき14のショートカットキー
私が暗記していたショートカットキーには2つの特徴があります。
- 高頻度で利用する機能
- マウス操作で行うよりも処理速度が上がる
利用頻度の低い機能であれば、多少時間がかかってもマウス操作で十分だと考えています。
なぜなら、低頻度な機能のためだけに暗記したくないからです。
では、具体的にどのようなショートカットキーを覚えるべきか見ていきましょう。
基本操作
コピー
Ctrlキー + 「C」
コピー&ペーストの際に利用します。
つまり、コピー単体で利用することはなく、ペースト(Ctrlキー +「V」)と同時に利用する必要があります。
※切り取りとの違いは、貼付後に、コピー元が残るかどうかです。コピー元を残したい場合はコピペをしましょう。
切り取り
Ctrlキー + 「X」
切り取った後に貼付をする際に利用します。
つまり、コピペと同様に、切り取り単体で利用することはなく、ペースト(Ctrlキー + 「V」)と同時に利用する必要があります。
※コピペとの違いは、貼付後に、コピー元が残るかどうかです。コピー元を消したい場合は切り取りをしましょう。
ペースト(貼り付け)
Ctrlキー + 「V」
コピーや切り取りをしたデータを貼付する際に利用します。
つまり、貼付単体で利用することはなく、事前にコピーや切り取りをする必要があります。
ショートカットを利用したコピペの処理は以下の通りです。
セル選択→コピー(Ctrlキー +「C」)→ペースト(Ctrlキー +「V」)
ショートカットを利用した切り取りの処理は以下の通りです。
セル選択→切り取り(Ctrlキー +「X」)→ペースト(Ctrlキー +「V」)
印刷
Ctrlキー + 「P」
タブ「ファイル」の印刷画面を表示します。
印刷設定が整っていれば、以下の手順でキーボードのみで印刷ができます。
Ctrlキー +「P」 → Enterキー
※ショートカットキーで印刷画面を開くと、カーソルが印刷ボタンに合っているためEnterで印刷されます
セルの移動
データの末尾まで移動
- Ctrlキー + 矢印キー (基本的に利用するのはこれ)
- Endキー + 矢印キー (VBAのために知っておきたい)
表の最終行・列や文字列の「-(ハイフン)」まで選択範囲を移動することができます。
大きな表やデータになるほど、作業効率を非常に高めてくれます。
VBAでも重要です。データの末尾の行番号・列番号を調べることができます。詳細はLevel5で解説します。
表の最終行までセルを移動させる方法は以下の通りです。
表の中にある任意のセルを選択 → Ctrlキー+「↓」
表よりも下にある任意のセルを選択 → Ctrlキー+「↑」
「-(ハイフン)」で区切られた文字列の「-」間の移動方法は以下の通りです。
文字列にカーソルを合わせる → Ctrlキー + 矢印キー
範囲選択
全範囲の選択
Ctrlキー + 「A」
表全体を範囲選択できます。
範囲選択する前に、表内のセルを選択しておく必要があります。
バラバラな範囲の選択
Ctrlキー + クリック
バラバラのセルやワークシートをまとめて選択できます。
簡易的に合計を出したい場合などは以下のようにセル選択すると良いです。
Ctrlキーとクリックでセル選択 → 右下のステータスバーを確認
一部のまとまった範囲の選択
- Shiftキー + クリック
- Shiftキー + 矢印キー
セルやワークシート、文字列のまとまった範囲を選択できます。
セルをまとめて選択する方法は以下の通りです。
Shiftキーを押しながら矢印キーを押すと、1つずつ選択する行・列を増やせる。
Shiftキーを押しながらマウスでセルをクリックすると、一気に範囲選択できる。
ワークシートをまとめて削除する方法は以下の通りです。
シート見出しを選択した状態で、Shiftキーを押しながら希望するシートをクリック
文字列をまとめて選択する方法は以下の通りです。
データの末尾までまとめて範囲選択
Ctrlキー + Shiftキー + 矢印キー
セルや文字列をデータ末尾までまとめて選択できます。
セルを表の末尾までを一気に範囲選択する方法は以下の通りです。
Ctrl+Shift+「→」 → Ctrl+Shift+「↓」
「-(ハイフン)」で区切られた文字列にて「-」までを選択する方法は以下の通りです。
Ctrlキー + Shiftキー + 「→」
その他
作業を1つ前に戻す
Ctrlキー + 「Z」
誤った処理をしてしまった後に1つ前の状態に戻ることができます。
セルの書式設定を表示
Ctrlキー + 「1」
セルの書式設定を表示します。
検索
Ctrlキー + 「F」
検索機能を表示します。
検索は、指定した文字列をファイル内のどこにあるかを調べる機能です。
ExcelよりもWordやPowerPointなどで利用することが多いです。
今回のクエストを終えて
実践的なショートカットキー14個を習得!
14個のショートカットキーがあれば、Level1で学んだ内容をより素早く処理できます。
紹介した14個は実際に私が利用しているもの全てですが、他にもショートカットキーは存在します。
もし業務内容に応じて必要なものがあれば、覚える内容を追加しても良いでしょう。




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