
どのような順番で学習すれば、データを分析できるようになりますか?
Level4では、Excelのグラフやピボットテーブルを使って、データを集計・可視化し、結果を読み取る方法を学びます。
ただし、グラフやピボットテーブルの操作だけを覚えても、正しくデータを分析できるとは限りません。
元データに空白・重複・表記ゆれなどが残っていると、集計結果が正しく表示されないことがあります。
また、グラフから目立つ数値を見つけても、その原因まで確認せずに判断すると、誤った結論につながる可能性があります。
実際にデータを分析するときの流れに沿って学習します。
これからLevel4を始める場合は、攻略フローに沿ってクエスト1から進めてください。
データを分析できる状態に整え、主にグラフとピボットテーブルを使って集計・可視化し、結果から分かる事実を読み取れるようになりましょう。
Excel Level4で目指すゴール
Level4の目標は、主にグラフとピボットテーブルを使って、データを分析できるようになることです。
Excelでデータを分析するときは、いきなりグラフやピボットテーブルを作成するわけではありません。
最初に元データの状態を確認し、分析できる形へ整える必要があります。
その後、確認したい内容に合わせてデータを集計・可視化し、表示された結果から傾向や違いを読み取ります。
Level4では、この一連の流れを学習します。
- 前処理
- 集計・可視化
- 結果の読み取り
- 次の確認
データ分析の流れに沿って学習する
Level4のクエストは、Excelの機能を種類ごとに並べたものではありません。
実際にデータを分析するときは、元データを確認してから、目的に合った方法で集計・可視化し、表示された結果を読み取ります。
Level4では、このデータ分析の流れに沿って、次の順番で学習します。
- 元データを分析できる状態に整える
- 通常のグラフで数値の違いや変化を可視化する
- ピボットテーブルでデータを項目別に集計する
- ピボットグラフで集計結果を可視化する
- 集計表やグラフから傾向・違い・異常値を読み取る
- 最終試練で前処理から分析までを実践する
各クエストで学ぶ内容とクリア条件を確認し、クエスト1から順番に進めましょう。
クエスト1|データ分析前に元データを整える
グラフやピボットテーブルを作成する前に、元データが正しく集計できる状態になっているか確認します。
元データに空白・重複・表記ゆれが残っていると、本来は同じ項目が別々に集計されたり、必要なデータが集計結果に含まれなかったりする可能性があります。
また、ほかのデータから大きく離れた数値を見つけても、すぐに誤入力と判断してはいけません。
元資料や入力ルールを確認し、修正・削除・そのまま残すのどれが適切か判断します。
- 空白・重複・表記ゆれを確認できる
- 並べ替えやオートフィルターを使って、不自然なデータを探せる
- 異常値をすぐに間違いと決めつけず、元資料を確認できる
- 1行に1件、1列に1種類のデータが入力された表へ整えられる
- グラフやピボットテーブルで正しく集計できる状態にできる
データ分析前に必要な確認方法は、次の記事で学習します。
クエスト2|目的に合ったグラフを作成する
元データを整えたら、通常のグラフを使って数値の違いや変化を可視化します。
Excelにはさまざまなグラフがありますが、見た目の好みではなく、データから何を確認したいのかに合わせて種類を選ぶことが大切です。
Level4では、最初に次の3種類を使い分けます。
- 項目ごとの数値を比較する:棒グラフ
- 全体に占める割合を確認する:円グラフ
- 時間による変化を確認する:折れ線グラフ
グラフタイトル・凡例・データラベルなども、必要なものだけを残して読み取りやすく整えます。
- 比較・割合・時間変化に合わせてグラフを選べる
- 見出しを含むデータからグラフを作成できる
- グラフタイトルから内容が分かる状態にできる
- 凡例やデータラベルが必要か判断できる
- 色やグラフ要素を増やしすぎず、読み取りやすく整えられる
通常のグラフの作り方と使い分けは、次の記事で学習します。
クエスト3|ピボットテーブルでデータを集計する
明細データの件数が増えると、担当者別・商品別・期間別など、確認したい項目ごとに集計する必要があります。
ピボットテーブルを使うと、数式を入力しなくても、フィールドの配置を変更するだけで集計する切り口を変えられます。
- 売上明細からピボットテーブルを作成できる
- [行][列][値][フィルター]の役割を説明できる
- 担当者別・商品別・期間別にデータを集計できる
- 集計方法を[合計]と[データの個数]へ変更できる
- 売上金額に桁区切りを設定できる
- 元データを変更したあとにピボットテーブルを更新できる
ピボットテーブルの作成方法と基本操作は、次の記事で学習します。
クエスト4|ピボットグラフで集計結果を可視化する
ピボットテーブルで集計した結果を、ピボットグラフで可視化します。
ピボットグラフは、もとになっているピボットテーブルと連動しています。
フィールドの配置やフィルター条件を変更すると、集計表だけでなく、グラフの表示内容も切り替わります。
担当者別から商品別へ変更したり、確認する月を絞り込んだりしながら、数値の違いや傾向を視覚的に確認できます。
- ピボットテーブルからピボットグラフを作成できる
- フィールドボタンから表示条件を変更できる
- 担当者別・商品別・月別のグラフへ切り替えられる
- [軸(項目)]と[凡例(系列)]を使い分けられる
- グラフタイトルやフィールドボタンを整えられる
- 元データを変更したあとにピボットグラフを更新できる
ピボットグラフの作成方法と表示の切り替えは、次の記事で学習します。
クエスト5|分析結果から傾向・違い・原因を考える
集計表やグラフを作成したら、表示された結果から何が分かるのかを読み取ります。
最初に、データ全体の傾向、項目ごとの違い、ほかから大きく離れた異常値を確認します。
その後、数値から直接確認できる事実と、追加確認が必要な原因の候補を分けて整理します。
- 集計表やグラフから傾向・違い・異常値を見つけられる
- 比較条件がそろっているか確認できる
- データから分かる事実を具体的な数値で整理できる
- 事実と原因の推測を分けられる
- 原因を確かめるために必要なデータや資料を考えられる
- 分析結果を根拠となる数値とともに伝えられる
分析結果を見る順番と、事実・原因の候補を分ける方法は、次の記事で学習します。
最終試練|データの前処理から分析まで実践する
Level4の最後は、不備のある200件の売上明細を使用した総合問題です。
売上明細の空白・表記ゆれ・重複・極端な数値を確認し、根拠に基づいて前処理します。
その後、ピボットテーブルとピボットグラフを作成し、集計結果から次の内容を整理します。
- データから分かる事実
- 結果に影響した原因の候補
- 原因を確かめるために次に確認する内容
操作手順を再現するだけでなく、目的に合わせて必要な機能を選び、結果を数値で説明できるかを確認します。
- 確認資料を使い、根拠に基づいて元データを修正できる
- ピボットテーブルで担当者別・商品別に売上を集計できる
- 売上の合計とデータの個数を切り替えられる
- 担当者別売上を比較するピボットグラフを作成できる
- 集計結果から事実を具体的な数値で読み取れる
- 原因の候補と次に確認する内容を分けて整理できる
Level4で学んだ分析の流れを実践する総合問題は、次の記事から挑戦できます。
Level4では、これらのクエストを順番に進めることで、元データを整えるところから、分析結果を読み取るところまでを一連の流れとして身に付けます。
Level4を終えるとできること
Level4を終えると、Excelを使って、元データの確認から分析結果の読み取りまでを進められるようになります。
- 空白・重複・表記ゆれなどを確認し、データを分析できる形に整えられる
- 比較・割合・時間変化に合わせて、適切なグラフを選べる
- ピボットテーブルを使い、担当者別・商品別・期間別にデータを集計できる
- ピボットグラフを使い、集計結果を視覚的に比較できる
- 集計項目や表示条件を切り替えながら、異なる視点でデータを確認できる
- 集計表やグラフから、傾向・違い・異常値を見つけられる
- データから直接分かる事実と、追加確認が必要な原因の候補を分けられる
- 原因を確かめるために、次に確認するデータや資料を考えられる
Level4で重要なのは、グラフやピボットテーブルの操作だけではありません。
次の流れを、自分で判断しながら進められることがLevel4の到達点です。
Level5でマクロを学ぼう
Level4では、Excelに用意されているグラフやピボットテーブルを使って、データを分析する方法を学びました。
次のLevel5では、マクロとVBAを使った処理の自動化へ進みます。
マクロを使うと、毎回繰り返しているExcelの操作を記録し、まとめて実行できるようになります。
たとえば、次のような定型作業の自動化に役立ちます。
- 決まった範囲のデータをコピーする
- 表の表示形式を整える
- 不要な行や列を削除する
- 複数の操作を決められた順番で実行する
- 集計結果を別のシートへ転記する
- ボタンをクリックして一連の処理を実行する
Level5の目標は、VBAのコードを一から暗記して作成することではありません。
用意されたテンプレートに書かれている処理を読み取り、実行するセル範囲・シート名・条件などを目的に合わせて変更できる状態を目指します。
マクロを使用すると、手作業の時間を短縮できます。
Level4の各クエストと最終試練を完了できたら、Level5の攻略フローを確認し、マクロとVBAの学習へ進みましょう。










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